地域包括支援センターって?
令和7年4月1日から、阿久比町の委託により、オアシスセンター3階に地域の高齢者の様々な相談に対応する相談窓口として設置し、社会福祉協議会が運営しています。
高齢者の皆さんが、住み慣れた地域で安心して、その人らしい生活を続けていくためには、できる限り介護が必要な状態とならないようにすること、必要なサービスが適切に確保されることが大切です。
また、介護が必要になっても皆さんの要望や心身の状況の変化に応じて、サービスが切れ間なく提供される体制が必要です。
地域包括支援センターは、このような体制を支える中核機関です。また、どのようなサービスを利用したらよいかわからない方に対して、その要望に適切に対応できる総合窓口としての役割を担っています。
保健師、主任介護支援専門員、社会福祉士などの専門職が連携して業務に取り組みます。
地域包括支援センターの主な業務
地域包括支援センターの主な業務は以下の4つです。
- 総合相談支援-さまざまな問題を解決するためにー
高齢者の皆さんに関するさまざまな相談を受け付けます。必要に応じ、お宅まで訪問し、どのような支援が必要かを把握、適切なサービスにつなぎます。- 介護予防ケアマネジメントー適切な介護予防のためにー
要支援1、2と認定された方、介護が必要になるおそれのある方を対象に、介護予防を目的とするサービス利用計画書(ケアプラン)の作成を行います。
また、阿久比町が行う介護予防事業などを紹介し、身体の状態の維持、改善をめざします。- 権利擁護-高齢者の皆さんの権利擁護のためにー
高齢者の皆さんの権利や安全を守るお手伝いをします。高齢者虐待、成年後見制度の活用、悪質な訪問販売などの相談を受付けます。- 包括的・継続的ケアマネジメントーいつでも必要なサービスが提供されるためにー
高齢者の皆さんの心身状態やその変化に合わせて、とぎれることなく必要なサービスが提供されるように介護に携わるケアマネジャーさんへの支援や、病院など関係機関との調整を行います。
認知症総合支援事業
阿久比町より、認知症総合支援事業を受託しています。
高齢者の方が認知症になっても住み慣れた地域で生活を継続するため、認知症の早期診断・早期対応や認知症ケアの向上等の体制整備を図り、事業の実施に関しては認知症地域支援推進員と連携して行います。
- 認知症初期集中支援推進事業
認知症初期集中支援チームの一員として参加し、早期診断・早期対応に向けた相談、情報提供、訪問等の支援を行います。- 認知症地域支援・ケア向上事業
認知症地域支援推進員を、地域包括支援センターの保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員から1名配置し、次の事業を実施し認知症の早期対応やケアの向上を図ります。
- 認知症の人を支援する関係者との連携(認知症ケアパスの活用・普及)等
- 認知症の人と家族への相談支援や支援体制の構築(認知症ミニ講座・認知症相談・本人ミーティングの開催)等
- 認知症の人の家族に対する支援(認知症介護家族交流会「なごみ会」・認知症カフェの開催)等
- 認知症サポーター活動促進・地域づくり推進事業
認知症の人ができる限り地域で自分らしく暮らし続けることができるよう、認知症の人やその家族と認知症サポーターをつなぐ仕組みを地域ごとに整備し、共生の地域づくりを推進します。
- チームオレンジコーディネーターの設置
- 認知症ステップアップ講座の実施
- チームオレンジの支援や運営に対する助言
- その他
- 認知症サポーター養成講座の実施
- 高齢者おかえりサポート事業への協力
一般介護予防事業
阿久比町より、一般介護予防事業を受託しています。
高齢者を年齢や心身の状況等で分け隔てずに住民主体の通いの場を充実させ、人と人とのつながりにより参加者や通いの場が継続的拡大していく地域づくりを推進します。
また、地域においてリハビリの専門職を活かした自立支援に資する取組を推進し、要介護状態になっても生きがい・役割を持って生活できる地域を構築し、介護予防を推進します。
- 介護予防把握事業
本人、家族からの相談、地域の保健・医療・福祉など関係部門との連携、民生委員、自治会、住民からの情報提供により情報を収集し、介護予防につなげます。- 介護予防普及啓発事業
介護予防の基本的知識を普及啓発するため、介護予防教室、出前講座等を実施することで、介護予防の効果を高める取組を行います。- 地域リハビリテーション活動支援事業
住民の集いの場等に専門職が関わり介護予防の取組を強化するよう、リハビリ専門職と連携して行います。
月~金曜日(年末年始(12月29日~1月3日)・祝日除く)
8時30分~17時15分
お問い合わせ:
地域包括支援センターへ電話でご相談ください。
電話番号 0569-48-7722(直通)